|
Fate 14
|
|
- 2008/03/24(Mon) -
|
|
弛緩した身体をひっくり返された俺は、
全てを晒すように腰を突き出す格好をさせられている。 普段なら絶対にさせない状態だが、今の俺はそんなことには気が回らないでいた。 まったりとする特殊な香りに包まれ、まるで甘い海に抱かれているように、 心が浮遊しているのだ。 「ひぁっ!な、何……?」 突然、冷たい液体が滑らかな双丘の狭間に、垂らされた俺はビクンと身体を振るわせる。 「ただの香油だ」 と 言うユリアスの細長い指先が、 人様に見せたことのない場所へ触れ、そしてゆっくりと入り込んでいく。 「いっ、いやぁぁ……っ」 咄嗟にその指を締めつけ、拒絶を見せる俺の声も、甘くしっとりと濡れている。 初めてのその部分は、もちろん狭い。 だが、不思議なことに痛みはなく、不快感すら官能の渦に飲み込まれていく。 触られた部分、全てが熱を孕み……おかしくなりそうだった。 欲望を吐き出した昂ぶりも、また独りでに立ち上がり、新たな蜜を零し始めている。 それでもユリアスは、ガクガクと振れる身体をまさぐりながら、 今すぐにでも突き込みたい衝動を堪え、 ゆっくりと抜き差しを繰り返し、その部分が指に馴染むのを待っていた。 ―――どのぐらいの間、そうしていただろうか。 「気持ちが良さそうだな」 楽しげな響きを混じらせた声でそう言うと、ユリアスは愛撫する指をもう一本増やす。 後孔を執拗に掻き回され、 むずむずとした淫靡な感覚に耐えられず、腰がユラユラと揺れている。 「ひあぁっ、い…やあぁぁ……っ」 指先があるポイントを探り当てた途端、俺の嬌声が上がった。 「やっ、嘘ッ……なっ…んぁぁっ!」 「ここが感じるのであろう?」 三本に増えた蹂躙する指が、中でバラバラと大胆な動きを見せる。 敏感な部分を何度も指の腹で擦られる度に、生きた魚のように肢体がピクピクと跳ねる。 つま先から頭まで電流が走り、スパークするような感覚に、 「あ、ダメ…も、イキそぅ……っ。イクっ!イッちゃぅ……っ!」 だが、限界近くまで張り詰めた昂ぶりは、大きな掌で締め上げられてしまう。 「うあぁぁ―――ッ?!やめっ…、痛っ…ぁ……あぁっ」 放出直前の欲望を塞き止められた俺は、悲鳴にも似た声を上げて身悶え、痛みに耐える。 行き場を失った熱が、狂ったように暴れ回り、身体を苛み続けるのだ。 先端から溢れ出ている蜜は、雫が滴り落ち、ユリアスの手までもべたべたに濡らしている。 「今度往くのは、俺を受け入れてからだ」 そう言ったユリアスは、服の前を寛がせ、尊大なまでに膨らませた楔を取り出す。 日本人の俺とは違い、規格外のソレは驚くほど太くて大きいものだった。 興奮し、発情しているみたいな俺の喉が、はしたなくもゴクリと鳴る。 ユリアスは香油の瓶を手に取り、 猛った楔にとろりと垂らすと、馴染ませるように数回大きく扱いた。 先端が触れ、俺の中に熱くて硬いものが押し入ってくる。 「やっ、あ…ああぁぁ―――ッ」 さすがに、規格外な大きさだけあり、 男の指三本ぐらいで慣らしたくらいでは、すんなりとはいかない。 身体中、熱い衝撃が駆け巡り、 バラバラになりそうになった俺は、ユリアスのがっしりとした腕に縋り付いた。 「力を抜け」 ギュッと閉じていた瞼をうっすらと開けると、 先端の部分だけ挿入した状態の辛そうな、 けれど絶妙に艶かしいユリアスが、俺の視界一杯に入る。 そうさせているのが自分なのだと思うと、堪らなくなってしまう。 「……ユリアス……」 苦しげな吐息と共に囁き、キスを強請った。 一瞬、息を呑んだユリアスの、薄くない整った唇が降りてくる。 俺がその口付けに夢中になっている間に、ユリアスの楔がグッとねじ込まれた。 「んんぅぅぅ……っ!」 ものすごい圧迫感と苦しさ。 そして、痛いほどの燃え上がる灼熱に、俺は声にならない声を上げていた。 きっと唇を塞がれていなかったら、とんでもない大声を張り上げていたかもしれない。 「ユ……はぁ、ぁ……」 身体の奥処がジンジンしている俺の中で、 繋がったまま、微動だにしなかった太い楔が、ピクンと反応する。 しっとりと絡みつき、蹂躙をせがむような甘い壁の収縮と、 その極上な締めつけに危うく持っていかれそうになったのだ。 深く澄み、何処までも青い双眸が静かに笑う。 「……藤也」 欲情に満ちた声が俺を呼び、耳朶を甘噛みするとユリアスがゆっくりと動き始める。 〜To be continued〜 |
|
コメント |
|
コメントの投稿 |
トラックバック |
|
トラックバックURL
→http://karen5.blog71.fc2.com/tb.php/17-d3be4ee6 |
|
| メイン |
|


